
クレジットカード付帯の海外旅行保険で足りるのか?
2019.1.12
2019.01.12
所有しているクレジットカードに海外旅行保険が付帯しているケースが多く、これなら無料で補償を受けられるため事足りると思っている人も多いのではないでしょうか。しかし、海外旅行保険付きのクレジットカードにも注意点があります。
まず、クレジットカード付帯付きの海外旅行保険には、「自動付帯」「利用付帯」の2種類があります。
自動付帯とは、クレジットカードを所有しているだけで海外旅行の補償が適用されるので問題はありませんが、利用付帯の場合はツアーや交通費など旅費全般をそのカードを用いて決済しないと海外旅行保険の適用が開始されません。
クレジットカードを持っているだけでは海外旅行保険が適用されないことがあるので自分のカードはどちらの付帯制度かをチェックしておく必要があります。
次に補償内容について、通常のクレジットカードだと最高補償額の高さをカード会社ではアピールされていますが、実は補償額の高さはそこまで重要でありません。補償額の高いものは通常は死亡や賠償といった使用率が低いケースの保険金額であるため、使用率が高い保険金の充実度が重要となります。
海外旅行保険で使用率が高くてあると嬉しい補償は何といっても、治療費費用と言えるでしょう。国内ように公的医療保険が利用できないため海外での医療費は目を疑いたくなるような高額な請求も珍しくないからです。
海外旅行保険付帯型のクレジットカードで多いのが、治療費の限度額が低いため自己負担額が非常に大きくなることです。治療費は何百万円もかかるのに限度額はたったの50万円ということも多いので、これではリスクの備えとしては不十分と言えるでしょう。
これが、クレジットカード付きの海外旅行保険では不十分だと言われる理由です。やはり、無料で加入できるだけあって通常の海外旅行保険と比較すると使い物にならないケースが多いようです。海外に行く際は、身支度は万全の状態で済ませるように、保険についてもしっかりとした商品に加入しておくことが重要となります。
ジョーン
中学の吹奏楽部依頼、サックスが趣味です。サックス歴は20年以上。あと時間があれば旅行に出かけています。
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